生理痛を定義してみると・・・

生理痛というのは、生理の始まる前、生理期間中そして生理が終わったにも関らず残る、いろんな不快症状を表わします。
その原因は何?・・これには精神的なものの他に病気や出血困難によるもの、さらにホルモンに関係するものがあります。

精神的なものっていうの分かるようで分からない・・・簡単に言うと「あぁ、また生理痛がやってくる~うっとおしい~」と想像して、それがストレスになることが原因です。

さらに、家事や仕事のストレス、不摂生・生活の乱れなどが、生理痛を悪化させるケースがあります。次の生理がいつからかを把握しておくのは大切なことです、でも痛みが始まるまでじっと待つのは良くありません。

頭の中で、生理イコール痛みと信じこんでいると、さらに痛みを招くことにもなるのです。
このような人は、生理日が近づいてきても、なるべく生理のことは考えないようにし、生理が始まっても痛みのことを気にし過ぎないように・・・と言われると実は、逆に生理のことばかり気になります。
マイナス思考を抑えつける、ということは実は解決にならないことが科学でも実証されています。
ひとつの解決の可能性としては・・・気をまぎらわすこと。
家族と過ごす、好きな映画をリラックスして楽しむ、仕事に熱中するなど、で短期的な対策にはなりますね。

ところで生理痛の原因には、なんらかの病気によって引き起こされる場合もあります。
その多くが、「子宮内膜症」と「子宮筋腫」です。
子宮内膜症の場合は、年々痛みが強くなりますが、出産を経験すると症状が軽減されることがあります。
一方、子宮筋腫は、痛みが激しく、出血量も多くなります。
また初潮を迎えたばかり女性や、或いは出産経験のない女性は、生理時に血をスムーズに外に出せないことがあります。このケースでは、子宮頚管がまだ細いので、体外へ内膜を排出させるときに強い痛みを伴う特徴があります。
なおこの症状は、出産をすると改善されることが多いです。
体外へ内膜を排出する際に、子宮収縮ホルモンが分泌されます。このホルモンの量が増すと、子宮の収縮も強くなるので、さらに痛みが激しくなります。このホルモンが過剰に分泌することによって、生理痛が起こるのです。

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