食生活をチェックするだけで緩和

生理痛を和らげる方法として、普段の食生活を見直すことも大切です。

▼DHA・EPA
青魚に豊富に含まれているDHAとEPA。

この成分は血液をサラサラにする効果や、“うつ”に効果的だと言われていますが、実は生理痛の緩和にも効果があることがわかっています。
サバやイワシなどの青魚には、DHAとEPAがとても豊富に含まれています。
生理痛で悩んでいる人は、ランチではサバ定食、イワシの煮付け定食なんかを選んだり、献立に青魚を積極的に取り入れたりするようにしましょう。

▼ビタミンB6
ビタミンB6には、ホルモンバランスが乱れることで引き起こされる、頭痛や腰痛などの症状を緩和する働きがあります。
ビタミンB6はマグロやカツオ、サンマなどの魚類やレバーなどに多く含まれていますが、普段バランスの良い食事を心がけていれば必要量は充分に摂取することができます。

▼ビタミンE
ビタミンEは、血液の循環を促す働きがあります。
ビタミンEは、かぼちゃ、ごま、うなぎ、アボガド、ナッツ類などにたくさん含まれているので、できるだけ毎日の食事に取り入れるようにしましょう。特に、ごまには、カルシウムやミネラル、ビタミンB6も豊富です。
これ以外にも、特に生理期間中は貧血になりやすいことを考慮して、鉄分の吸収を促進するビタミンC、鉄分の働きを補うビタミンB12、血液やホルモンなどの生成を助けるカルシウムやミネラルをバランスよく摂ることが大切です。
また、生姜の辛み成分のジンゲロールや、玉ねぎやニンニクなどに含まれているアリシンも、血液の循環を活発にして、体を温めてくれる作用があります。
意識して毎日の食事にうまくとり入れてみましょう。

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