ツボを知っていると楽♪

●ツボを刺激する

肩こりや腰痛にも「ツボ」があるのは、議論するまでもありませんね。マッサージを受ければすぐわかります。

東洋医学においてツボは、“気”が通るポイントなので、気の巡りが悪くなると、さまざまなトラブルが現れると言われています。
裏返して言うと、ツボを刺激することで、気の流れを良くし、その症状を改善させることができます。

それでは、生理痛に効果的なツボってどこにあるの?ってなりますね。

その前に、ツボの刺激方法は基本的には、指でツボを押すのが最も良いですが、市販されている「お灸」などを利用しても良いでしょう。また、入浴後など体が温まった状態に行うとさらに効果的ですし、できれば毎日続けるようにするとよいでしょう。

体力的に疲れを感じる時は、”気の熱”が強力に出ていると考えられ、逆に気を冷ます力が低下しています。
そうなると、血液循環に悪影響を与えてしまいます。こんなときは気を冷ますツボを刺激して、生理痛を緩和させることがポイントになります。

●腎喩(じんゆ)
「腎喩(じんゆ)」というツボを、親指で優しく押しましょう。
このツボはウエストの高さに位置し、背骨から外側へ指2本分移動させたところにあります。
●照海(しょうかい
「照海(しょうかい)」は、くるぶしから下へ指1本分下がったところにあります。
この部分を押してみると、少し痛みを感じるはずです。親指でくるぶしの骨の方向へ押しましょう。
後で紹介する、”酒飲み”の方にも有効です。
●関元(かんげん
「関元(かんげん)」は、へそから下へ指4本分下がったところに位置します。優しくマッサージしながら押しましょう。
●足三里(あしさんり
「足三里(あしさんり)」は、向こう脛の外側にあり、膝から下へ約10cmのところに位置します。その部分を軽く押すと、少ししびれを感じると思います。そこを親指で、ぐりぐりと柔らかくなるように押しましょう。
★以下は、酒飲みのための生理痛を改善するツボの紹介です(^^)
飲酒が習慣になっている人は、肝臓にかかる負担が大きいので、肝臓の血液の流れが停滞していることがあります。このタイプの人は、扁桃腺が腫れやすかったり、生理痛の症状として、頭痛がしたり便秘になったりします。
●膈喩(かくゆ)
「膈喩(かくゆ)」は、肩甲骨から少し下がったところにあり、背骨から指2本分くらいのところにあります。
この部分が固い人は強く押し、軟らかい人は優しく押すようにしましょう。
なにしろ、背中にあるツボなので、誰か押してもらうと良いでしょう。
●肝喩(かんゆ)
「肝喩(かんゆ)」は、膈喩の位置から背骨2つ分下がったところにあります。親指を使って、優しく押しましょう。
★冷え性の方にオススメのツボ
●次りょう(じりょう)
「次りょう(じりょう)」は、体が冷えることで生理痛がひどい時に効果のあるツボです。骨盤上部にある出っ張った骨の内側に指が入るところがあります。そこの凝り固まった筋肉をほぐしましょう。
●血海(けっかい)
「血海(けっかい)」は、膝頭の内側から指3本分上がったところにあるツボで、押すと痛みを感じると思います。この部分を親指の腹で、優しく押しましょう。

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