しこりセルフチェックって簡単です!

乳がんのセルフチェックって意外に簡単です。
ただ、しこりがあっても落ち込むことはありません。まず真っ先に自分自身で発見できたということの意味を後々になってよかった!と思うはずですから。

がんというのはなかなか自分では発見できないないものの、乳がんだけは自分自身で発見できるがんだとよく言われています。

チェックする時間とかタイミングを決めるなど、例えばお風呂に入っているときとか、お風呂上りとか、自分で習慣にすると良いと思います。

ただ、やってみるとわかりますが乳がんを発見するチェックだと思うと気も滅入りますよね。
むしろ健康増進のため、「自分の体に変化はないかな、大丈夫かな?」という程度に思ったほうが良いでしょう。

自分自身の裸のボディチェックも、年齢が増すにつれて、だんだん減ってくるものです。
余談ですが、筋トレなど筋肉をつけるトレーニングも中高年以降は特にオススメ。その成果を鏡で見ることが楽しみのひとつになりますよ。

ボディチェックするとおなかが出てきたから、腹筋をもっとやらないとだめだなぁ、とか、いろいろ関心が湧いてきます。自分の体とこうやってちゃんと向き合うことは何歳になっても、むしろ年齢増すごとに重要かも。。。。ボティチェックをするときに、ついでに乳房も確認できます。
しこりがないか、ひきつれていないか、自分で見ると良く分かるものです。

しこりのセルフチェックタイミングとしては、生理が終わった1週間後あたりが、一番適しているそうです。

お茶の間で人気芸能人の山田邦子さんは、乳がんをセルフチェックで発見して、今は元気に活動に復帰しています。
その後は乳がんの検診を推奨する活動もしていらっしゃるようです
このように芸能人が乳がんを克服して仕事に復帰した話題は、乳がんを患っている人には勇気を与えるだろうなあと思います。

がんは治らない病気ではありません、早く発見して正しい治療で治る病気です。

▼セルフチェックの正しいやり方について
  1. まず、チェックする乳房と反対の手で行います。
  2. 乳房と脇の下にしこりがないか丁寧に触ってチェックします。
  3. 乳首をつまんでみてください。何か液が出ないかチェックします。
  4. 次に鏡の前で両手を上げます。よく見てくださいね。乳房の一部がひきつれていたり、左右対称でない部分はありませんか?
お風呂の中では体を洗う際にできるチェックがあります。
それはスポンジなどで体を洗わず、泡を直接手に付けて、手で乳房を洗います。
泡がついていると指を滑らせながら、しこりがないかスムーズにチェックできます。

他にしこりチェックには、こんな方法もおすすめです。
  1. お風呂上りのタイミングを使います。上半身は裸のまま仰向けになります。
  2. 背中から両肩の後ろ側にタオルなどを敷いておくとやりやすいです。こうすると乳房が平たくなりますね。
  3. 手で乳房や脇の下を触ってチェックします。
ただ、セルフチェックでしこりのようなものを発見した場合も、乳首からの分泌液を発見しても乳がんと早とちりしないように。
乳腺炎などのほかの病気の疑いもありますので、どちらにせよ、気持ちをしっかりと持って、すぐに検査に行くことをお勧めします。

ところで、日本は悲しいことにやたらとがんが多い国です。
女性がかかるがんの中で最も多い乳がん、1年間にどれほどの人が乳がんになっていると思いますか?その数は・・・なんと4万人です。
日本中の女性の中で20人に1人が乳がんになっている計算になります。

この意味でも、乳がんの検診を受けることはとても大切なことなのです。
40歳以上の女性の場合、最低2年に1回、受けることが必要と言われています。


最近の流れは早期発見から、超早期発見へ向かっています。
昔から言われているとおり、早いにこしたことはないわけです。

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