既婚か未婚か、症状でも選べる子宮内膜症の治療

子宮内膜症という病気は生死に関わるような病気ではありませんが、治りにくく不妊症の原因のひとつにもなるといわれています。その治療の基本はひとりひとりの状況や置かれている条件に基づいて一番適した方法を選ぶことにあると考えれます。

一般的な傾向としては症状の進行度合いにもよりますが、20代~30代と比較的若い世代で出産経験が無い人に関しては薬物治療が施される場合が多いようです。
また出産経験が何度かある人や、40代以上の人などは手術をする場合が多いようです。

しかし、これは一般的な場合ですので全員に該当するわけではなく個人の希望や状況次第でどの治療法を取るか医師と相談して決めたほうがよいと思います。あなたが未婚か既婚か、そして症状はどの程度かによっても選択肢はいろいろ考えられます。

(1)未婚で子宮内膜症が軽く、生理痛だけないケース
(2)未婚で子宮内膜症が進み、チョコレート嚢腫などあり、生理痛、性交痛、腹痛などあるケース
(3)既婚で子宮内膜症が軽く、出産を希望していないケース
(4)既婚でまだ出産を希望しないが子宮内膜症が進んでいるケース
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例えば(1)ではピルや鎮痛剤の選択、(2)ではGn-RHアナログ製剤(ホルモン療法のひとつ)またはピルの選択、(3)は(1)と同様、(4)はGn-RHアナログ製剤からピルへ、または最初からピルという選択もあり。などなどいずれのケースも専門医にどうしたいのかをはっきり伝え、自分に合うものを納得して見つけましょう。

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